引っ越しが遠距離になる場合に注意することはある?
引っ越しをする人の中には、いくつも都道府県を跨いだ遠距離に行く人もいます。
引っ越し先が遠距離になるという場合は、近距離の時はあまり注意しなくてもいいようなことに注意しなくてはいけなくなります。
また、引っ越し業者の選び方も遠距離の場合は異なってくるのです。
どのような違いがあるのか、解説します。
引っ越しが遠距離の場合の注意点
たとえ行き先が隣室でも他県でも、住居を移す場合は引っ越しとなるのですが、遠距離の引っ越しになる場合は近くの場合よりも気を付けなくてはいけないことがあります。
それは、どのような点でしょうか?
遠距離の引っ越しで気を付けるべきこと①手続き関係
まず、手続きを忘れないということです。
引っ越し先がもともと住んでいた場所よりも遠距離にあるということは、何かあった時戻る場合も時間がかかるということです。
例えば、別の自治体のところに転居する場合は、もともと住んでいた場所の役所と引っ越し先の役所でそれぞれ手続きをしなくてはいけないのです。
そうなると、手続きのためにもう一度戻ってくる必要があるため、かなり大変です。
もともと住んでいた場所の役所での手続きには、まず転出届があります。
ここから出ていくことを申請して、引っ越し先の役所では転入届を出さなくてはならないのです。
また、国民健康保険は市区町村単位での加入となるため、別の市区町村に引っ越す場合は加入していた分の資格喪失手続きをして、引っ越し先の市区町村役所で新規加入手続きをする必要があります。
こういった手続きは、引っ越しをする2週間前から手続きをすることができるので、遠距離の場合は必ず忘れずに手続きをしておきましょう。
場合によっては、引っ越し後に遠距離の移動をして1日がつぶれることになるでしょう。
また、他にも引っ越し前に終わらせておかなければ、後から遠距離を移動する羽目になることがあります。
遠距離の引っ越しで気を付けるべきこと②ライフラインの停止
それは、賃貸物件の退去立ち合いとライフラインの停止手続きです。
賃貸物件は、退去する際に管理会社や大家と居住者が立ち会って室内に修繕が必要な個所などはないかを確認しなくてはいけません。
修善か所がある場合は敷金から差し引かれ、足りない場合は追加で請求されることもありますが、修繕の必要がなかったり敷金を使い切らなかったりした場合は敷金が返金されます。
ライフラインの停止に関しては基本的に立ち合いが必要ないのですが、ガスの停止に限っては室内で栓を閉める必要があるため立ち会わなくていけません。
このような立ち合いの義務がある手続きは、引っ越し前に終わらせなければ遠距離を移動してくる必要が生じてしまうのです。
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引っ越しが遠距離の場合の業者の選び方
引っ越し先が現住所から遠距離にある場合は、引っ越し業者も遠距離に対応しているところを選ばなくてはいけません。
では、対応している業者とはどのようなところでしょうか?
まず、中小の引っ越し業者は基本的に遠距離には行きません。
関東にある業者は関東圏、もしくは隣の県までしか対応していないなど、別の地方まで対応しているところはほとんどありません。
大手の引っ越し業者であれば遠距離の引っ越しにも対応していることが多いため、安心して依頼することができます。
その中でも、引っ越し先に支店がある業者を選ぶと確実でしょう。
引っ越しは、遠距離になると1日では終わらないことも多く、300kmを超えると2日はかかると考えたほうがいいので、そのことも考えて業者を選ぶようにしましょう。
距離が長いと料金も高くなるため、見積もりを取って比較することも忘れないでください。
まとめ
引っ越しをする際は元の場所で行う必要がある手続きは忘れずに終わらせておきたいのは当然ですが、引っ越し先が遠距離にある場合はそのことが特に重要となります。
もし忘れた場合は引っ越し先から遠距離を移動して戻ってくる必要があり、非常に時間がかかるため、忘れないようにリストを作り1つずつ確認しながら終わらせておくことをおすすめします。
また、引っ越し業者も遠距離に対応しているところを選びましょう。
・手続き関連は確実に・早めに
・ガスの停止だけは立ち合いになるので注意
・大手に依頼する(支店があるとなお良い)
・必ず見積もりを取って料を比較すること