引っ越しが急増する春は無事に引っ越しができるの?
進学や就職などで引っ越しをする人が急増する季節が、春です。
日本全国でほぼ一斉に移動が始まるため、引っ越し業者にとって春は稼ぎ時でもあるのです。
しかし一方で、引っ越しをしたくてもできない人が出てくるのも春です。
では、2023年以降引っ越しがしたくてもできない人、いわゆる引っ越し難民は発生するのか解説します。
なぜ引っ越し難民が春に発生するのか
引っ越しがしたくてもできない人を、引っ越し難民と表現します。
大きく分けて引っ越しを請け負ってくれる業者が見つかりにくい場合と、料金が高すぎて引っ越しが難しい場合があります。
ではなぜ、引っ越し難民が春になると発生するのか解説します。
引っ越しを請け負ってくれる業者が春はみつかりにくい
まず引っ越し難民が春に発生する原因の一つとして引っ越しを希望する人に対して、引っ越しを請け負ってくれる人数が足りていないことが原因です。
引っ越し業者の作業員やトラックを増やせば解決しますが、トラックを運転するドライバーが年々減少しているのです。
そのため、引っ越しの依頼が殺到する春に急な転勤が決まった場合、トラックが手配できず、引っ越し難民になるケースがあるようです。
また、トラックがあっても小さいトラックしかないこともあります。
料金が高すぎて引っ越しが難しい
そもそも引っ越し料金には定められた価格がありません。
引っ越し業者にとって、春は依頼が殺到するので、その分スタッフを増やして対応しなければならず、コストが上がるのです。
また、引っ越し業者にとって春は稼ぎ時でもあるのです。
引っ越しは春以外の季節は需要が落ち着いてしまうので、需要が高まっている春に大きく稼ぐように金額が高くなるのも理由の一つとして考えられます。
引っ越しの依頼が最も殺到する春の相場ですが、荷物が少ない単身者が約5万8000円で、荷物が多い単身者が約8万7000円となっています。
初めての一人暮らしをする際に、この相場で引っ越しをするのは腰が引けてしまうことも珍しくはないでしょう。
引っ越し料金が最大70%安くなる!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【無料】1番安い引越し見積もり
2023年以降、引っ越しは春にできるのか
引っ越し難民が発生する原因について、解説しました。
では、2023年以降に引っ越しを春にしようとした場合は、希望した日に引っ越しができるのか解説します。
新型コロナウイルスの規制緩和による引っ越しの増加
2020年初頭に発生した新型コロナウイルスの影響で、人の移動が自粛されました。
そのため、2020年から2021年にかけて引っ越しの需要は減ってしまったのです。
2022年も新型コロナウイルス前の状態には戻っているとはいえないので、あまり引っ越しの需要は増えませんでした。
ですから、引っ越し難民もそれほど多くなかったといえるでしょう。
しかし、2023年は少しずつですが新型コロナウイルスの規制が緩和されているので、再び引っ越し難民が増加すると予想されます。
一部の引っ越し業者では、今年の引っ越しシーズンの受注状況についてのコメントで、都内の受注は昨年に比べて10%ほど多くなると予想しているところもありました。
大手引っ越し業者の中には、昨年よりは増えると見込んでいるところがありました。
このことから引っ越しの需要と供給のバランスが崩れて2023年以降は引っ越し難民が増加し、希望した日に引っ越しができなくなる可能性があります。
また、燃料高騰や物価高騰などで割引率が下がっているので、ますます料金が上がっていくことも予想されます。
まとめ
引っ越しが急増する春は、無事に引っ越しができるのか解説しました。
トラックを運転するドライバーが年々減少していたり、料金が高すぎて引っ越しが難しかったりするために引っ越し難民が発生します。
どうしても引っ越しを春にしたい人は、できるだけ早く業者に予約することをおすすめします。
一括見積もりをすれば、請け負ってくれる業者が見つかりやすいでしょう。
・ドライバー不足や料金が高いことで引っ越し難民が発生する
・困らないためには、早めに業者に予約すると良い
・一括見積もりを利用すると、料金やサービス面に合った業者が見つけやすい