引っ越し当日が台風でも中止にならないの?
引っ越し当日、台風が上陸してしまうこともあるかもしれません。
もしそのような場合、引っ越しは延期になるのでしょうか。
転勤など短期間に引っ越しをしなければいけない場合に、キャンセルや延期なんてことになったら困ってしまうでしょう。
引っ越し当日が台風でも、中止にならないのか解説します。
引っ越し当日が台風でも中止や延期はしない
7月から10月にかけて、日本では台風のシーズンになります。
ですが、この期間中に引っ越しをする人も多く、毎年のように台風上陸で引っ越しができるのか不安になる人が出てきます。
しかし、引っ越し業者から台風なので延期にしたいと申し出ることは、基本的にありません。
なぜなら賃貸物件からの引っ越しの場合、引っ越し当日を退去日に決めていることが多く、何があってもその日に退去する必要があるからです。
もし引っ越しを延期したら、依頼した人の退去日がずれてしまうこととなり、最悪の場合は損害賠償請求される可能性があります。
そのため、引っ越し業者は台風であっても予定通り作業を行います。
ですが、引っ越し業者は本音としては台風の影響で延期したときのスケジュール調整が大変だから、作業をしてしまいたいと考えています。
通常期であれば近日中に延期の可能性もありますが、9月の転勤シーズンの場合はすでに予約でいっぱいの可能性が高く、依頼した人の都合と合わせるのがとても面倒だからです。
ただし、引っ越し業者の方が順守している標準引越運送約款には、地震や暴風雨、地すべりといった天災が発生した場合は、引っ越し業者の判断でキャンセルまたは延期を決定できるとあるので、道路の通行障害が起きたり歩行の危険を感じたりした時は、引っ越し業者から作業中止の連絡があるかもしれません。
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引っ越し予定日が台風の時は延期も決断
引っ越し当日が台風でも、キャンセルや延期をせずに作業を行ってほしい人もいるでしょう。
しかし、引っ越し業者は、地震や暴風雨、地すべりといった天災が発生した場合、損傷または遅延の損害については損害賠償の責任を負いません。
なので、引っ越し予定日が台風で危ないと感じた時は延期を決断しましょう。
最近の天気予報はかなり精度が高いので、引っ越し日に台風が上陸するようなときはできるだけ早めに、延期できないか引っ越し業者に相談してください。
引っ越し3日前までなら、キャンセル料はかかりません。
ですが、前々日のキャンセル料は見積運賃等の20%内で、前日のキャンセル料は見積運賃等の30%内、当日のキャンセル料は見積運賃等の50%以内となっています。
また、すでに実施、または着手したサービスにかかった費用も支払わなければいけません。
ただし、引っ越し業者によっては日程の延期であればキャンセル料を取らないこともあります。
また、この程度の台風なら問題なく引っ越しができると主張してくることもあります。
それでも、自分で危ないと感じたならキャンセル料を払ってでも延期しましょう。
道路の通行障害が起きたり、公共交通機関がストップしたり、どう考えても危険なのに業者が引っ越しを行おうとした場合は、他の引っ越し業者へ変更するのも考えてください。
このようなときは時間がないので、一括見積もりをして複数の業者から見積もりを取りましょう。
引っ越し予定日が決まっているので、対応できる業者が連絡をくれるはずです。
賃貸物件を退去日に退去できない時は、大家さんか管理会社に相談しましょう。
原則として退去日の変更や延期は認められませんが、次の入居者が決まっていない場合は退去日の変更や延長を認めてくれる可能性があります。
台風の予報でも引っ越したことがある人の体験談
実際に、台風の予報でも引っ越したことがある方の体験談をご紹介します。
引っ越し当日に台風直撃コースだし、明日に引っ越し前倒しできないかアートさんに頼んだけど、アサイン済のため台風きても決行するらしい・・・
引用:X
まとめ
基本的に、引っ越し業者は台風だからといって作業は延期せずに行われます。
延期したときのスケジュール調整がとても大変だからです。
ただし引っ越しを道路の通行障害などが起きる危険な台風の中、決行するような引っ越し業者であれば、他の引っ越し業者へ変更してください。
その際は、一括見積もりをして複数の業者から見積もりを取り、対応してくれる業者からの連絡を待ちましょう。
・台風でも作業は延期されない
・天災のような通行障害が起こる危険な時は、延期の連絡が来ることがある
・状況によっては、他の業者に変更することも考える