単身パックで3月末に引っ越しをした時の費用は?
4月から新生活がスタートするため、3月は引っ越しをする人がとても多い時期です。
単身パックを利用して引っ越すと費用が安く抑えられる、とウェブサイトによく記載されていますが、3月末に利用した場合も安いのでしょうか。
単身パックを利用して3月末に引っ越しをした時の費用は、どのくらいになるのか解説します。
単身パックで3月末に引っ越した時の費用
単身パックで3月末に引っ越しする場合は、ちょうど繁忙期にあたります。
繁忙期とは、引っ越しの依頼が集中する3~4月の時期のことです。
繁忙期は、スタッフやトラック不足になるため、費用が高くなります。
単身パックで3月末に引っ越した時の費用について、解説します。
そもそも単身パックというのは、滑車がついたカートに新居へ運ぶ荷物を積み込み輸送する引っ越しプランのことです。
複数人のカートをトラックに載せて同時に輸送するため、トラックを1台貸し切って引っ越す単身プランより安くなります。
では、単身パックで3月末に引っ越した時の費用は、どのくらいかかるのでしょうか。
単身パックで3月末に引っ越しをした時、上記でも述べたように繁忙期にあたるため、通常料金に別途料金が追加されるのです。
また、別途料金がどのくらい加算されるかは、業者によって異なります。
日本通運と西濃運輸を例に出して、解説します。
単身パックを利用して3月末に引っ越した時の移動距離が15km未満の場合は、日本通運の費用は3万5000円程度、西濃運輸の費用は3万2000円程度かかります。
移動距離が50km未満の時は、日本通運の費用は3万7000円程度で、西濃運輸の費用は3万4000円程度になります。
旧居から新居までの移動距離が200km未満の場合、日本通運の費用は3万9000円程度、西濃運輸の費用は3万6000円程度です。
単身パックで3月末に引っ越しをした時の移動距離が500km未満だと、日本通運の費用は4万4000円程度、西濃運輸の費用は4万1000円程度になります。
移動距離が500km以上になると、日本通運の費用は4万9000円以上、西濃運輸の費用は4万6000円以上かかるでしょう。
移動距離が長くなればなるほど、ガソリン代や高速道路代といった輸送コストがかさむため、単身パックで3月末に引っ越す時の費用は増えていきます。
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単身パックで3月末に引っ越した時の費用は安い?
単身パックで3月末に引っ越しをした時の費用を解説しましたが、単身プランを利用した時と比べるとどのくらい安いのでしょうか?
単身パックを利用して、3月末に引っ越した時の費用と単身プランを利用した時の費用を比較します。
上記で述べた単身パックを利用して3月末に引っ越した時の費用は、繁忙期の平日にカート1つで、荷物の集荷と配達の時間帯を指定しないという条件でした。
同じ条件で、単身プランを利用した時の費用は、下記の通りです。
移動距離が15km未満だと費用は3万5000円程度、50km未満の場合は4万4000円程度の費用がかかります。
移動距離が200km未満の時の費用は6万1000円程度、500km未満になると費用は9万円程度です。
移動距離が500km以上になると、費用は10万円以上かかると考えて下さい。
移動距離が15km未満の時は、単身パックを利用して3月末に引っ越した時も単身プランを利用した時も費用はあまり変わりません。
しかし、移動距離が50km未満になると、費用は徐々に差が開いてきます。
移動距離が500km以上になると、単身パックを利用して3月末に引っ越した時の費用が単身プランを利用した時の費用より圧倒的に安くなります。
ただし、単身パックを利用して引っ越した場合、移動距離がどれだけ短くても荷物は翌日以降に届けられるので、3月末に利用した時は4月でなければ荷物は新居に届きません。
引っ越し作業を1日で終わらせたい場合は、単身プランの利用も検討しましょう。
まとめ
単身パックを利用して繁忙期の3月末に引っ越した時は、通常料金に別途料金が加算されるので費用は高くなりますが、単身プランを利用するよりは安く引っ越せます。
ただし、近距離引っ越しで、引っ越し作業を当日で終わらせたい場合など、条件によっては単身プランの利用も考えなくてはいけません。
どちらを利用して引っ越しをしたとしても、繁忙期は予約がすぐに埋まってしまうので、できるだけ早く予約してください。
・繁忙期3月末の引っ越しは、別途料金が加算されるため費用が高くなる
・長距離になるほど、単身プランより安く引っ越しできる
・条件によっては、単身プランの方が向いていることもある